11月 5, 2009
フィンランド豊かさのメソッド (集英社新書 (0453))

集英社 2008-07-17
売り上げランキング : 32726
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思っていた以上に中立的
豊かな北欧の社会はどんな仕組みからできているのか
メソッドはどこにも書かれていない
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遠くて遠い国フィンランドの様子が等身大で分かります。取っつきやすい本だった。文化的な違いや、人口規模(500万人)日本の5%以下ですね。枯らしても、教育水準で注目を浴びたと言っても単純比較は出来ません年。。等のフィンランド人自体が理由が分からないと言うような感想だそう。バブルを経て、国の経済を考えるに、国民そのものに投資というどこまで貫徹されたか分からないけど、そういう方針で教育に関しては非常に手厚い制作が打たれている。
失業率も高いことがあって常に職業訓練という意味の勉強をする意欲が高い。この辺の「学歴」への認識が日本とは異なっている。国民性もこれまた独特なものを感じた。良い意味で久々にカルチャーショックをうけたな。
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投稿: capristyle
7月 26, 2009
自らの身は顧みず

ワック 2008-12
売り上げランキング : 2502
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呪縛を解かねば
全部読むのが全く苦痛じゃない、いい本だと思う
当然のことを発言した人間を更迭するオカシな国「日本」・・・・。
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一年前の出来事であるが、こうしてほとぼりが冷めてから改めて考えてみると、解任劇は本当におかしな話だったんだなと思う。
内容面では、いくつか重複する文章があるので比較的スムーズに読める。国防を支える仕事をしてきた人間として当然の考え方だ。
紙の上で、憲法論や安全保障論を振りかざしていても、現場は冷ややかな眼で見ていると思う。自衛隊の派遣が憲法違反との裁判所での傍論に対して「そんなの関係ねえ」という発言は当に現場の声を代弁している。
何より自由な議論(例え核武装であっても)が出来ない、やった瞬間バッシングされるような風潮は止めて欲しいなとつくづく感じた。(日本だけじゃなくアメリカですら世論操作はされていると思うが)
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投稿: capristyle
2月 23, 2009
なぜ国家は衰亡するのか (PHP新書)
中西 輝政

PHP研究所 1998-10
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何が言いたいのか分からない
筆者の主張は伝わるが論理的説得力に欠ける。
新自由主義者の国家衰亡論なのか?
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文明の衰退を考え、まず大英帝国を考え、ローマ帝国、ビザンチン帝国を検証し、今のアメリカ、中国の文明の構造を考えて、最後に日本の歴史を振り返って警告を発している。
世界史と日本史を選択していてよかった。何となくついていけるが、読み物として本当に面白い。これが正しい解釈かどうかは分からないが、歴史をこう読むのかと感心した。
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投稿: capristyle
12月 10, 2008
最後の家族
村上 龍

幻冬舎 2001-09
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遅ればせながら
家族にも読んでもらいたい小説
さまざまな視点から
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15年ほど前、「ひとり」村上龍フェア状態だったwww 片っ端から読んでいたがすっかり忘れた。
世間の評価はよくわからんが、尖ったところのある作家として惹かれるもんがある。歳を取って尖り続けるのは難しいが、時代の先端をくみ取る姿勢は変わらない。
家族4人の視点がこのテーマを上手く描いてくれる。断定的なフレーズが新鮮だ。「一人で生きていけるようになること。それだけが誰か親しい人を結果的に救うんです」DVの問題、引きこもりの問題。どう関係するのか途中まで分からなかった。
変わっていく家族の形、後半を過ぎての展開には考えさせられた。
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投稿: capristyle
10月 25, 2008
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
堤 未果

岩波書店 2008-01
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アメリカの小さな政府とセットで進められてきた市場化のなれの果てが所得格差(格差社会)であるという現実。その社会システムの元で一度貧困に陥ると、はい出せずについには究極の勤め先である戦場へ向かわされるというのは一例なのか誰もが語らない真実なのか。社会正義がないがしろにされた社会は本当に恐ろしい。一流のホラーとも読めた。
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投稿: capristyle
9月 21, 2008
償い (幻冬舎文庫)
矢口 敦子

幻冬舎 2003-06
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帯などから興味を持ち手にしたが、いかんせん話の展開がまどろっこしい。こころを傷つけるということにテーマがあったが、読後の納得感や理解はもう一つだった。
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投稿: capristyle
9月 13, 2008
おひとりさまの老後
上野 千鶴子

法研 2007-07
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社会学者らしく視点が面白い。される側に立った介護。現在の老後のあり方の矛盾や基本的な欠陥を鋭く指摘していて面白いのは確かだった。
但し、自分が老後を一人で生きていくことに当たってはこの本にあることを実践できる人は少ないと思われる。これだけの装備をフルで備える人は著者しかいないのだろう。そこに距離を感じてしまうことは事実。
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投稿: capristyle
8月 13, 2008
アメリカ下層教育現場 (光文社新書)
林 壮一

光文社 2008-01-17
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ジョージ・フォアマンのインタビューを行ったことがあるジャーナリストが知人から引き受け、リマというアメリカでも聞かない地方(カジノがあるらしい)で行った「日本講座」の模様。
実際は授業にはならず、集中力のない生徒をどうやって引きつけるかに腐心している様子が書かれている。また、ハイスクールを出ただけではブルーカラーにしか成れないだろう現実とそれでもセカンドチャンスをねらえということを伝える姿はなかなか本職では続かないことかも知れない。
背景に移民が多く、経済苦が伴い、また離婚率が高いなどから、教育への力の入り方が富裕層に比べて低く、それが再生産されているというのがイヤと言うほど見せつけられる。
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投稿: capristyle
8月 2, 2008
ニート
絲山 秋子

角川書店 2005-10-29
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淡々とニートの彼とのやりとりを描く短編がいくつか。そして、自身が男の目線で眼科医とつき合う姿。男女の仲が細い糸でつながっている様子が描かれている。乾いた若者像かな。
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投稿: capristyle
4月 2, 2008
累犯障害者
山本 譲司

新潮社 2006-09-14
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まさにアンタッチャブル。マスコミがどうしても切り込まない分野。そして本来的に福祉・矯正を必要とする人々。
なぜかこういうところは、未だに遠巻きにして見て見ぬふりをしているのが日本の現実である。相当な数に上っていて、これが問題にならないのがおかしいと思うのだが。。。
やはり、あまりにショッキングだからだろうか?現在の世の中は調和に満ち一定の聴覚障害者であれば、聴者社会に近づくことこそが理想と考えていること自体が疑われるということか?
デフ・コミュニティの存在 はそういった大多数の聴者の論理を崩してしまう。
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投稿: capristyle
3月 21, 2008
にっぽんの知恵 (講談社現代新書 1923)
高田 公理

講談社 2008-01-18
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幅広く「にほんの知恵」を掘り起こす社会学のアプローチと思って読んだが、全般的に説得力に欠ける。朝日新聞の連載をまとめたものということで一冊の本としては構成が難しいのか。
まず1章で銭湯によるコミュニケーション力から始まり刀狩りにおける「武器は持っても発動しない民衆」 を取り上げ、その精神を憲法9条に結びつけているあたりで??となった。
あと花見論。里山空間の見直し、サル学と飛ぶが、おもしろいと思ったのは
「ありあわせ」を活かし、遊び、楽しむという学術性のより低いタイトルだった。
ありあわせの料理、 「つぶしのきく」能力、アロハシャツの発明は初めて知った話だった。
缶コーヒー、手軽と本格を同時に追求する日本人というのもおもしろい
お稽古ごと文化、カラオケ文化、第九の合唱、江戸の旅にみるモバイル論。
根回し再考。酒場の意義、ママの存在。贈答文化
八百万の神と単一神との違い。
「ちょうど好い加減」と「窮屈な社会」 →9条と自衛隊(タテマエとホンネ)
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投稿: capristyle
11月 1, 2007
教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために
山脇 由貴子

ポプラ社 2006-12-21
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とても平たく、学校現場での子どもたちが受けている「いじめ」の現実を解説している。なぜ表に出ないのか。なぜ被害者である子どもは口を閉ざすのか。親の取るべき行動は何か?
この本では児童相談所という立場にある筆者が、学校でもなく親でもなく中立的な立場から、親による子を保護するという視点、当事者により根本的な「解決」に導くという原則を明らかにしている。
いじめ問題に対して、まず目を通しておいていい本だと思った。
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投稿: capristyle