精神分析のおはなし

6月 29, 2008

精神分析のおはなし
小此木 啓吾

4422112007
創元社 1999-03
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自立と依存。対象喪失について語られている。対象とは具体的には人に限らず、目標・理想であったり長年の自己であったりするという。さらに自己愛について精神分析のお立場も示している。シゾイド型人間の増加という社会的視点にも言及。

「働かざる者食うべからず」はレーニンの言葉、(実はそのまた元は聖書のようだ)と言うことが書かれてあった。社会も変わり労働の意味合いも変わっている中、自分で勝手に狭く固定的に解釈していたと思った。


オレたちバブル入行組

6月 26, 2008

オレたちバブル入行組
池井戸 潤

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文藝春秋 2004-12-10
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以前読んだ、「空飛ぶタイヤ」の著者によるもの。帯にもあったが一気に読める代物である。「空飛ぶ~」と同様に組織社会の力とそれを操るものによって理不尽な目に遭わされた主人公が丹念に準備して、反撃に出ていく様は溜飲を下げるものがある。実際の銀行界、中小企業会ではあり得ないことであろうが、部外者としては単純に楽しめた話であった。

そしてこの本のタイトルにある「バブル入行」の頃に社会に出た自分としては、この主人公達の辿ってきた道のりは人ごとではないなとそう思わされたのであった。「捨てるのは簡単だが、夢を持ち続けることが難しい」青いコトバかも知れないが、妙に頭に残った。


孤高のメス

6月 23, 2008

孤高のメス―外科医当麻鉄彦 (上)
大鐘 稔彦

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栄光出版社 2005-01
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救急精神病棟

6月 19, 2008

救急精神病棟
野村 進

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講談社 2003-10
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精神科病院の歴史的な経緯と今後の有り様を考えさせられる。ドキュメントではあるが
作者の第一級の救急病院を取材してその理念を明らかにすることで、精神医療が現在抱える
問題点をあぶり出していると思った。
やはりほとんどが統合失調症の例を引いているがやむを得ないのかも知れない。読んで良かった
と思える本だった。