サムライとヤクザ

2月 20, 2008

サムライとヤクザ―「男」の来た道 (ちくま新書 681)
氏家 幹人

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筑摩書房 2007-09
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これまた、読み進むのが困難だった。確か昨今持ち上げられているサムライ論は、はたして本当に日本の徳としてどうか?とdanさんあたりが書いていて手にしたと思う。

だけども、この文章ではきれいに論じられているとは思えない・・・。頭に残るようなフレーズやら考え方・事象が見いだせなかったため、繰り返しになるがそもそも読み進めなかった。


収穫祭

2月 20, 2008

収穫祭
西澤 保彦

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幻冬舎 2007-07
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小学生の「僕たち」の会話体で進むのだが、如何せん展開がまどろっこしくて、ついつい読み進めずに、132/605pで挫折w

ヒマがあったらもう一度読めるかと言うと、??結構な大部なだけに興味を持ち続ける展開でないと・・・。


反骨のコツ

2月 9, 2008

反骨のコツ (朝日新書 69)
團藤 重光/伊東 乾

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朝日新聞社 2007-10-12
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團藤博士の声を聞こうと手にしたがその実は対談(聞き手)である伊東氏の一人語りに近い内容だった。
終戦直後のGHQ支配下という状況の生き証人でありその語りには新鮮みを感じた。また、昭和天皇が口にされた当時のお考えも大変興味深かった。
美濃部達吉博士に対する印象も面白い。

死刑廃止についての話が非常にウエイトを占めている。その理論的根拠は聞き手の伊東氏がいろいろと持ち出しているが、それで説明つくのかは分からない。
團藤先生の理論的背景には陽明学があると書かれている。最後の方は陽明学とその影響を受けた先人のことに触れられている。

死刑制を存置することは果たして現代の成熟社会でどれだけ正当性があるのか?刑法(に限らないが)の表面的な解釈に終始している現状では、法律論だけでなく、国民主権という憲法問題をも含めた議論をしなければならないのではないかと思う。

最初の死刑判決が極東軍事裁判判決より最初に出ていることに非常に意味があり、死刑判例がそれを踏襲しているという現実は重いと感じた。

裁判員制度は主権国民が主権国民に対して死刑宣告を押しつける可能性がある。国民の側から湧きあがってくる私法への参加意欲なら構わないが、いわば官製の制度はいただけない。
そして、制度開始直後に誤判が出る可能性が高くなることについてはどう考えるのか?こういった議論をきちんとしないと行けないのではあるまいか。


大人の見識

2月 4, 2008
4106102374 大人の見識 (新潮新書 237)
阿川 弘之
新潮社 2007-11
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戦前生まれの元軍人の著者が古今東西の「大人」の立ち居振る舞いを語っている。
明治の軍人や文人の言葉。英国の大人然とした態度。その英国の影響を受けた海軍の伝統。どれもそれはそれ感心する(というか現代日本ではお目にかかることが少ない)ことばかりである。
現代の世界はどこでもある程度はモラルは低きに流れているような気がするが、自国の歴史や他国の優れた見識に学ぶことは大事なのかなと思わされた。