真相
横山 秀夫 
次から次へと意表を衝く事実が明らかになる展開に翻弄される。短編のそれぞれが俯き加減な中年男性を主人公としている。「疑い」と「諦め」がキーワードになっている小説。
真相
3月 30, 2007影踏み
3月 28, 2007影踏み
横山 秀夫 
双子の弟を亡くした主人公。検事を目指していたという頭はずば抜けた観察力、洞察力を持ちあわせていた。若くして法に背く出来事を背負い、忍び込みが専門の、「ノビ」と呼ばれる職業的窃盗となる。死んだ弟の声と共に裏社会で仁義を通す姿が溜飲を下げる一冊であった。
ミスター・シープ―ノーサラリーマン・ノークライ〈2〉
3月 2, 2007ミスター・シープ―ノーサラリーマン・ノークライ〈2〉
中場 利一 
バブル崩壊後の日本の企業社会を銀行員の日常の視点から描いた作品。全編通して笑いとシビアかつ無情な現実で描かれていてぐいぐい引き込まれた。合間に出てくる恋人とのやりとりは、主人公が実は自身が嫌う上司の「自分が一番大事」という考え方を自分もまた持っていることを浮き彫りにさせている。仕事の理不尽さ、それでも続けるしぶとさ。共感する部分が多い一冊。
投稿: capristyle
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